昨日、私の母が交通事故に遭いました。

第一報は父から、“今、お母さんから電話があって、お前の家に向かってる途中で
事故にあって、救急車を呼んだらしい”と。

最近太郎が夜寝てくれず寝不足でストレスが溜まっていて、その事を電話で
母に愚痴った為、手伝いに来てくれようとしていたらしい。
来てくれる事さえ聞いていなかったので、ビックリ!

詳しい事が分からずに連絡を待っていると、次は救急隊員から。
母が○○駅から出た道路を横断中に、自動車と接触して足と顔を打って怪我をして
入院になる可能性があるので病院へ来て欲しいとの事。
そんな我が家から目と鼻の先で?!救急車の音に気が付かなかったのに・・・。
連絡が母本人からではなく、救急隊員からだった事で不安が増す。

とりあえず病院へ向かう旨をパパに連絡をすると、すぐに帰って来てくれる事に。
有り難かった。正直、かなり動揺していたし、太郎を連れて一人で行くのが不安だったから。
パパが帰って来るのを待って、3人で病院へ向かった。

病院へ着くと救急外来に案内されて、そこで待つように指示される。
それからの時間が果てしなく長い。早く母の顔が見たかった。

どの位待たされたのか・・・名前を呼ばれ中に通され、やっと母と対面。
ベッドに横になった母の顔は、頬が腫れ上がり、大きなあざと擦り傷まである。
「ごめんね。手伝いに来たつもりが迷惑掛けちゃって・・・」と母。
母の顔を見て安心したのと、痛々しい姿に涙が出た。

その後、医師から説明を受ける。
恥骨骨折、右腕にヒビ、大腿骨、右顔面の打撲・・・って左半身以外ほとんど。
頭も打っていて、24時間は注意が必要で絶対安静との事。

本人曰わく、安静と言われなくても足も腕も痛くて、動かせるような状態ではないらしい。
それでも相手の自動車は軽自動車でスピードが出ていなかった為、
この程度の怪我で済んだのは不幸中の幸いかも。

病室へ移り、必要な物の買い出しをしたり、夕食を食べさせて帰宅。
こんな時くらいずっと付いていて上げたいけれど、太郎がいて無理だから・・・。


今日は父と弟を駅まで迎えに行き一緒に病院へ。
母は絶対安静も解け、昨晩は全く動かす事の出来なかった右腕も動かせるようになっていた。
昨晩は痛みで眠る事が出来ず、今朝痛み止めを飲んだんだそう。
でも昨日よりもずっと明るい母の表情にホッとした。

今回の事は我が家に来てくれる途中での事故という事で、“自分のせい”とまでは
思わないけど、複雑な心境だった。
私が母に愚痴なんか言わなかったら、家に来る事もなかったし、事故にも遭わなかった訳だし。
でも誰のせいでもないし、事故なんて起こそうと思ってするもんじゃないから、
起きてしまった事は仕方ない。

今回の事は、きっと私に“親はいつまでも元気でいるのが当たり前じゃない”って事を
教えてくれたのだと思う。
親が元気なうちに親孝行しておかなくちゃ。
親孝行って何が親孝行なのか分からないけど、今の私に出来る事は親に心配をかけない事とか、
可愛い孫を見せに里帰りする事かな。

それからパパが私や母の力になってくれた事に感謝しなくちゃ。
パパの存在が心強かったし、頼もしかった。

母の入院は一週間の見込み。
太郎がいるから大した事はして上げられないけど、出来るだけ病院には行って上げよう。

どうか早く怪我が治って歩けるようになりますように・・・

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  ばぁば、ボクの笑顔で元気になってね!